コーヒーセレモニー
先日、当店のスタッフが集まる機会があり、「コーヒーセレモニー」を実演してみました。
まず、コーヒーセレモニーとは?!
エチオピアはコーヒー発祥の地とされています。コーヒーの発見伝説6世紀頃、
山羊飼いのカルディが、自分の山羊が赤い木の実を食べて飛び跳ねている
のを見て自分も食べてみたところ、爽快な気分になり、それを修道院に話したのが
きっかけ・・と言う伝説があります。
このほかにも色々な説がありますが、確たる根拠はないようです。
また、コーヒー豆の焙煎の始まりは13世紀頃といわれています。
きっかけは偶然だったのか、山火事だとか色々な説があります。
この頃のコーヒーの飲み方は、トルコ式コーヒーという淹れ方で知られている
煮出し式のコーヒーで、上澄み液を飲んでいました。
エチオピアでは今でもコーヒーセレモニーでいろいろな場面で“もてなし”を
しているということで、昨年末、エチオピアに買付けに行った際、コーヒーセレモニーで
歓迎していただきました。
パーティーの後などで炭を起こした火鉢にフライパンを乗せ、生のコーヒー豆を焙煎します。
それを臼でつぶして専用の陶器のポットに入れ、炭の上で煮出し、上澄み液を
デミタスカップについでおもてなしをします。
このコーヒーセレモニーを、スタッフで再現。生豆を焼くところから始まり、ミルで粉にし、
一度に20杯分をネルドリップで抽出。
・・・・・・ひと口飲んで、「甘い!」
今回焙煎したコーヒー豆はエチオピアイリガチェフで採れるナチュラル。
先に買付けてきたニュークロップで現在販売中の<モカ・アビシニアン>です。
一度お試しになってみては・・・。
◎コーヒーが持つ本来の甘さを実感・・・・「モカ・アビシニアン」いかがでしょう。
2007-07-27