◆グァテマラより産地指定の直輸入品◆ VOLカフェウエイによる共同システムによる新しい生産買付基準で生産するサスティナブルコーヒーです。苦味と酸味のバランスが良く、後味でカラメルのような甘みを感じます。オレンジの ような爽やかな酸味と、梨のようなフルーティな香りが伴います。
◆ラビナルアチ村のコーヒー生産◆ グァテマラ中北部ラビナルアチ村のあるバハ・ベラパス州では、古くからマヤの末裔にあたるアチ族の人々が、昔ながらの100%天日乾燥による丁寧なコーヒー生産を続けています。
平均3ヘクタール程度の零細農家が集まるラビナルアチ村は、チュアクス山脈の近くにあります。 このエリアの湿った粘土質の土壌と豊富な雨量、そして温暖な寒い気候はコーヒーの実がゆっくりと成熟し、ミルクチョコ、ヘーゼルナッツといった香味に加え柑橘類のような明るい酸味を持つ高品質コーヒーを生み出します。
ラビナルアチ村では本来は、高品質コーヒーの生産ポテンシャルがありながら、品質に自覚のなかった零細農家は、生産したパーチメントを単なる汎用品原料として、中間業者に安く売る事が常態となっていました。 生産効率も低く、農家の収入は十分なものとは言えず、多くは貧困レベルを下回る生活を過ごしていました。
そんな状況下で、秘めたポテンシャルを信じたのがVOLカフェウエイです。コーヒー生産指導チームにより、生産指導が始められ、生産量の増加、品質改善、農業資材の効率的な使用を指導しました。これは、アチ族の新しいコーヒー文化に先鞭せんべんをつけることになり、苗床整備を平行しながら生産者への指導がゼロから始まりました。弊社もVOLカフェウエイの活動のスポンサーとなって毎年ブルボン種の新しい苗を提供しています。
この活動によって生産者には持続可能な収益が、品質の安定と美味しさを求める弊社にとってはサスティナブルなコーヒーの確保、そして何よりお客様の元へは毎年、高品質、安心で安全のコーヒーが届くようになります。
◆VOLカフェウェイとは◆
世界有数のコーヒー生豆専門商社のボルカフェによる活動。 生産者とコーヒー焙煎業者や消費者を双方向の情報交換で繋ぎ、持続可能なコーヒー生産や、SDGsの実現を目指す取り組みを行っています。 2021年VOLカフェウェイでの基準でブルボン種を生産するプロジェクトを立ち上げスタートしました。数年後には弊社規定のブルボン種コーヒーが生産されて届くようになります。