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ネルドリップ教えてQ&A

Q.1 汚れが落ちないときは洗剤で洗って良いですか?
A. ネルフィルターを洗剤で洗うと 匂いが取れず、洗剤も落ち切りませんので 必ず、流水又は煮沸で洗いましょう。
Q.2 しばらく使わないときはどうしたら良いですか?
A. きれいにすすぎ十分に濡れた状態で 密封袋に入れて口を閉じ冷凍庫に保管。 再び使用する際には、流水ですすぎ 煮沸してから使いましょう。
Q.3 替え布を買って、他のネルフィルターの 持ち手につけれますか?
A.当店のネルフィルターはオリジナルです。他のネルフィルターの金具に取り付ける際は、サイズが違うと入らないことがありますので、口径などを ご確認の上ご使用ください。
Q. 4 乾かしてしまった場合どうすればよいですか?
A. 一旦下ろしたネルフィルターは、乾かしてはいけません。 ネルには抽出後のコーヒー成分が付着していますので、酸化し異臭の原因 になります。乾かしてしまった場合は、使用回数に関わらず、新しいネルに交換しましょう。
Q. 5 布を交換する際の目安を教えて下さい。
A. ネルフィルターは、繰り返し使用するごとに生地が消耗していきます。使い初めは、濾過が早く、使い込むごとにゆっくりと濾過され美味しさを発揮します。
更に使い込むことでネルの生地にコーヒーの油脂分が付着し、起毛はすり減ります。再び濾過は早くなりコーヒーは渋みが出てきます。
Q. 6 塩揉みするといいと聞いたのですが?
A. ネルはフィルター自体が濾し器となります。無味無臭のお水以外では、匂いや味が付着してコーヒーに影響が出てしまいます。ネルを洗う際は、流水でお願いします。
Q. 7 点滴で淹れた方がいいですか?
A.淹れ方に決まりはありませんが、蒸らしの際に点滴でいれることでお湯と粉がゆっくり染み渡りネルドリップならではの深みのある味をお楽しみ頂けます。
ペーパードリップ同様、注ぐスピード、お湯の温度、粉の粗さなどで味わいが変化します。好みを見つけてくださいね。
Q. 8 ネルドリップは、どのコーヒーでも淹れれますか?
A. 基本的にどのコーヒー豆でも美味しく淹れられます。ネルドリップは、苦味、酸味をまろやかに引き出してくれます。更にペーパーよりもオイル分を濾すため、口当たりの良いコーヒーがお楽しみ頂けます。
Q. 9 使用後金具から外した方が良いですか?また金具は、水につけたままでも大丈夫ですか?
A. 使用後ネルフィルターを金具から取り外す必要はありません。 金具は、ステンレス製です。水の中につけておいても錆びませんのでご安心ください。
Q. 10 使い続ける時は、替布のみ購入すれば良いですか?
A. 金具のサイズの替布のみお買い上げ頂ければずっと使えます。金具は、折れない限り繰り返し使用出来ます。
Q. 11 1杯用のネルで240㏄(2杯分)淹れれますか?
A.答えは、淹れれるのですが美味しいとは限らないです。と言うのは、240㏄淹れる時の粉の使用量は、約24~25gコーヒーは1gで10㏄の抽出が基本です。
つまり1杯用のネルに粉を24~25g詰めるというのはかなりパンパンな状態の為、抽出量を増やせば増やすほど時間がかかる為、余剰気味な味になります。
美味しいとは言えないという事になります。適量が良い為1杯用のネルでは、抽出量は200㏄を目安にご検討下さい。
Q. 12 ネルフィルターは金具に縫い付けたほうが良いですか?
A. ネルの付け替え交換時によく聞かれるご質問です。答えはどちらでもよいのですが目的によっては縫った方が良いと言えます。縫う事で持ち手からネルが動かず安定した抽出ができる事。更に縫う事で袋のサイズアップになり粉をたっぷりと使用したドリップもしやすくなります。

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ネルドリップ質問コーナー

コーノ式ドリップについて教えてQ&A

Q.1 コーノって何ですか?
A. コーノ式円錐フィルターを略してコーノといっています。 皆様がよくご存知のカリタ式3つ穴ドリッパーやメリタ1つ穴フィルターをカリタやメリタという感覚ですね。
Q.2 コーノ式は誰が作ったのですか?
A. 開発者はコーノ式の名の通り! 河野式こと河野敏夫氏。の名字からとりコーノ式と呼ばれます。ちなみにメーカー名は珈琲サイフォン社、サイフォンを発明した事でも知られています。
Q.3 手に入りにくい、プロ用だから難しい!?という噂は本当ですか?
A.訂正すると、元々始まりがプロ向けに作られた!と言うべきでしょうか。河野敏夫氏が完成させた「名門円錐フィルター」はもともとプロ用に作られ、2人用を基本とし4人用、6人用(現在廃盤)10人用がありました。ネルドリップで営業していた喫茶店などを中心にペーパーフィルターを販売していました。 ネルに近い美味しい味わい。名門フィルターを使って、美味しく淹れる技術と共に販売していたためどこにでも売ると言うわけではなかったのが手に入りにくい理由でした。
Q. 4 マニアが多いという噂について
A. コーヒーマニアやおたくと言われる人は、何となくコーノ式やネルにこだわる人が多いのは噂される通りです。中々手に入らない器具ということ、 数々の限定品が、記念年に販売されていること。その年の限定カラーがあり、販売個数も限られています。まさにそんな事情がコレクターが増える理由でしょうか。
Q. 5 本家コーノ式ドリップって何?
A. コーノ式フィルターでコーヒーを美味しく淹れれる独特の抽出方法。本家コーノ式ドリップ流儀があり現在でも河野熟が開催され塾生は、その流儀を学んでいます。雑味や渋味を押さえてコーヒーのポテンシャルを最大限に引き出す美味しいコツであります。
【動画付】河野社長直伝『正しい』コーノ式の淹れ方
Q. 6 点滴で淹れたほうがいいですか?
A. 本家コーノ式ドリップ、コーノ式を使う上で誰もが興味を持つ難易度の高い抽出方法。ぽたぽたっと点滴でドリップ、抽出時間はなんと4分~6分なんてことも。通常のドリップ方法とは違うこの淹れ方と違う方法でも美味しく淹れられます。が一度は、点滴で淹れて見るのもお勧めです。特に蒸らしの際は時間をかける事でコーノ式の魅力ある味わいを引き出すことが出来る事は間違いありません。
Q. 7 コーノ式には種類があるのですか?
A.名門と名人と名門Kがございます。いずれも共通点は、「美味しくコーヒーを淹れることができることです。現在の販売品は名門と名門K(2015年に発売)です。名人は終売にて現在新たな販売品はございません。お手持ちのコーノ式フィルターがどのタイプ?かはロゴの形状や、リブ、穴の大きさを見て確認できます。自分に合うタイプを見つけて使って下さいね。
コーノ式フィルター販売品比較表
Q. 8 使用しているとフィルターがひび割れてきました。どうしてでしょうか?
A. 使い込む事にフィルターにはコーヒーの色が染みつき、更に使い込むとクラックと言われるひびが内側に入ります。樹脂のタイプにもよりますが名門Kよりも名門でクラックが入ります。クラックが入る事は自然な事と言えます。なぜならコーノ式のフィルターはリブが短く他のメーカーさんのドリッパーよりもコーヒー抽出時に出る炭酸ガスの抵抗をより多く受ける事になります。クラックが入るのはその為です。リブが上部まで入ったドリッパーであれば、ガスがすいすい抜け、そのような現象にはなりませんがコーノ式の場合はそれこそが最大の特徴であり持ち味を引き出す仕掛けと言えます。クラックが入ってしまった場合は、新しいものに買い替える事をお勧めします。
Q. 9 名門Kとはどんなフィルターですか?
A. 2015年にニュータイプとして発売された名門K。当店でも1杯抽出に使用しています。こちらのフィルターの最大の魅力はリブがとても短く低い為、従来品よりもより密着度が上がっている事です。使用する粉の量が少ない1杯だてにもしっかり対応。沢山粉の量を使わずともしっかりと味を引き出してくれます。
Q. 10 名門と名門Kの樹脂タイプはなぜ違うのですか?
A. 名門はアクリル樹脂で、名門KはPCT樹脂です。名門Kは名門よりもリブが短くよりコーヒー豆から出る炭酸ガスの圧力を受けます。ゆえに耐久性の強いPCT樹脂が使用されています。
Q. 11 名門の耐熱温度を確認したら92℃でした。お湯をかけても大丈夫でしょうか?
A. ドリップに使用するお湯であれば、安心してお使い頂けます。ただし、フィルターを沸騰したお湯でボイルするという事があれば破損の原因となりますのでお気を付けください。
Q.12  コーノ式フィルターで淹れると味は、ネルドリップに近いですか?
A. コーノ式が生まれた理由は、開発者がコーヒー好きであること。ネルドリップで淹れたコーヒーを好みより管理の楽なペーパードリップで再現できないか?という事で長い年月をかけて開発されました。その味わいは、3枚はぎのネルフィルターの味を理想としたものであり、当店の3枚はぎオリジナルネルで淹れる味わいにとても近い味わいです。当店がコーノ式を店頭で採用している理由こそがここにあります。ネルドリップで淹れたコーヒーは、苦味と酸味の角を取った円やかさが特徴です。コーノ式ドリップでもその造りを活かした淹れ方をする事で同じような味を再現できます。        
 Q.13  コーノ式フィルターで淹れたら思っていた以上に薄くなりました。どうしたら改善しますか?
A. コーノ式フィルターの特徴である短いリブ。粉がドリッパーに密着する部分が多くゆっくりろ過されますが、淹れ始める際にコーヒーから出る炭酸ガスをしっかりと抜く事がとても大切と言えます。ガスを抜かずにささっと注ぐと、ガス圧によって粉にお湯が浸透せず、味が出る前に抽出が終わる可能性があります。 しっかり出るとイメージしていたコーノ式で水っぽくなる原因は、ここに原因があります。蒸らしは、ゆっくりとお湯をしみ込ませる。焦らずゆっくり。 試してくださいね。

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コーノ器具質問コーナー

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