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バホモノ農園はパナマの中でも比較的新しい農園です。 園内のコーヒーの木々は4年目から6年目をむかえたもので、ようやく収穫の軌道に乗りはじめてきたところです。農園はバルー火山の東側の渓谷にあるボケテ地区に位置します。土壌は火山性土壌、カリブ海と太平洋に挟まれ、海からの水蒸気が多く流れ込む影響で雨が多く、冷涼な気候が維持されます。 またコーヒーのシェイドツリーとなる木も豊かな地域であり、トロピカルフルーツの等の木々によって作られる影の下で、コーヒーはゆっくりと育ちます。 その特徴のある地形独特の気候によりこの地域ならではの風味が生まれ、ボケテ地区はCOE等の品評会で上位を独占するパでも屈指の栽培エリアです。 バホモノ農園では日々プロセスにも力を入れています。収穫したコーヒーを水洗し天日乾燥を行ったあと、さらに機械乾燥を行い、最後に60日間寝かせる工程を加えコーヒーを生産しています。この寝かせる工程によりコーヒーの甘みが増すともいわれており、酸味と甘みのバランスがとれたコーヒーが生まれます。伝統を持つ優良農園がいくつも存在するパナマ、そこで新しくコーヒー栽培に取り組んでいるバホモノ農園では、豊かな自然環境のもと日々試行錯誤を重ねています。 これからの発展が期待されるポテンシャルを持つ農園のひとつです。 |